とうがらしの栽培種

とうがらしの品種が太古の昔からかなり多くあったことは先に述べましたが、辛味が強いものや、ほとんど辛くないものなど辛さの度合いについても様々あったことがわかっています。

 

とうがらしの品種は現在3,000種類ほどあり、とうがらし大国のメキシコだけでも600種類以上あるといわれています。

わお😳

 

ちなみに植物学的にはピーマンは唐辛子の仲間🫑

メキシコや中央アメリカで栽培されている唐辛子はほとんどがピーマンと同じ仲間のアンヌーム種という種類だそう。

激辛唐辛子で知られるハバネロもその仲間🌶️

 

とうがらしの栽培種は少なくとも4種あるといわれていて、現在世界中で栽培されている唐辛子もほとんどがこのアンヌーム種。

 

★とうがらしの栽培種

🌶️アンヌーム種(中米を中心)

🌶️チャイネンセ種(アマゾン流域、カリブ海地域)

🌶️バッカートゥム種(ペルーやボリビアアンデス山麓

🌶️プベッセンス種(アンデス高地)

 

この中でも世界中で広く栽培されているのはアンヌーム種に限られ、残り3種はあまり知られていません。

 

とはいっても他の種と大きな違いはなく、とうがらしの分類はとても難しいのだそうです🥹

f:id:gekikara_karajo:20240402151431j:image

トウガラシの世界史 - 辛くて熱い「食卓革命」 (中公新書 2361)https://a.r10.to/hY8DXQ